切削加工Cutting process
切削加工紹介
高機能高性能の切削機により、高生産性を実現。アルミ材においては、ミクロン精度の切削加工を確保しています。また、製品の素材となる材質変更にも柔軟に対応しています。環境負荷低減を目的とした鉛非含有アルミ素材への変更については、日々研究を繰 り返し、従来と同等の生産性を誇っています。
切削加工製品事例
-
こちらはドライブトレイン部品のひとつスプールバルブ部品です。油の流れを変える事でミッションの変速を行う部品ですが、スムーズな切り替えが要求される部品の為、高精度な寸法が要求されます。 (写真はアルミ素材)
-
こちらの部品では、切り替え制度をより一層向上させる為、当社独自の加工工具を駆使したノッチ加工、バズフラット(製品に施す切り欠き)加工を行っています。 高精度・ハイスピード加工が出来る設備を使用しています。
-
こちらの部品では、複数の切削加工部品を組み合わせ、ひとつの機能部品を作り上げていま す。こちらの例では材質に快削鋼を使用していますが、カシメ(組付け)時に発生しやすい“割れ”を防ぐ為、徹底した条件管理により製品化を実現しています。
切削加工工法のご紹介
-
NC付6軸自動盤
6つの軸をもつ自動旋盤機により、工程分割、高生産性を誇っています。従来では不可能とされてきた“長物”と呼ばれる部品も、各種機能を駆使して当社のツーリング技術により自動盤に劣らぬ精度を確保します。また、様々な改善活動を通じ多品種生産にも対応しています。
-
スイス型自動盤
研削でしかなし得なかった精度を自動盤で確保する事により、研削工程の廃止を行っています。
-
2スピンドル自動盤
鍛造の2次加工としての機能を果たし、加工時間の短縮、アイドルタイムの短縮など、高い生産能力を持った設備の導入を行っています。もちろん加工精度においても、当社独自の技術によりミクロン度の加工を実現しています。