冷鍛加工Ice process
冷鍛加工紹介
ネットシェイプ化を目指した成形技術の研究を行っています。フォーマー、プレスなどの冷間鍛造(冷鍛)設備を導入し対応しています。多段化、カッティング精度を追求した高精度成形を目指しています。また、金型の設計、製作、試作、検証(テスト)など一貫した生産体制を築き、単納期化にも貢献しています。
冷鍛加工製品事例
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こちらの部品では、ねじ軸の偏芯形状の鍛造成形を可能にしています。この部品では溶接固定した後、相手方の製品に取り付ける為、ねじ軸の芯をずらす必要があります。当社では鍛造のメリット活かして実現しています。
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カップ形状のような中空部品については、成形加工のメリットを生かす事で、切削加工では発生する生産ロスを抑え、また材料費の削減を図る事が可能です。精度を要求される部品に対しても、成形を可能にしています。
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異型形状における切削加工は、加工時間にロスが生じます。当社ではこのような異型形状を極限まで冷鍛加工で補う事で、2次加工への負荷を軽減しています。特に形状公差への配慮へは注意を払っています。
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アルミ材料での深穴・薄肉・底厚を攻めたピストンを成形しています。ネットシェイプを目指した成形にチャレンジ、切削工程の省略にも貢献出来ます。
冷鍛加工工法のご紹介
フォーマー
多段の成形加工により材料の投入から完成まで自動で行う事が出来ます。生産効率が良く、1分間に、60個?160個の生産が可能です。ダブルのヘッダーから7段の多段フォーマーまで最大φ30までの切断能力を持つ機械を保有しています。
プレス
据え込みが大きく連続加工の出来ない製品については、プレスでの成形により、より加工の困難な製品を成形する事が可能です。